20日から始まる2023年度補正予算案の審議について、岸田総理大臣は「デフレ脱却の千載一遇のチャンスをつかみ取る」として、成立に向けて全力で取り組む考えを強調しました。
岸田総理大臣:「デフレ脱却の千載一遇のチャンスをつかみ取って物価上昇を上回る、持続的で構造的な賃上げが行われる経済の実現に向けて政府一丸となって取り組んでいきたい」
岸田総理は訪問先のアメリカ・サンフランシスコでスタートアップ企業らと会談し、「昨今の著しい変化の流れをつかみ、力にしていく決意をこの地で新たにした」と述べました。
帰国後は20日に新たな経済対策の裏付けとなる補正予算案を閣議決定し、国会での審議が始まります。
所得税などの減税を巡り、各社の世論調査で厳しい評価がされていることについて、岸田総理は「謙虚に受け止める」としました。
そのうえで、さらなる賃上げまでの一時的な措置として定額減税の必要性を改めて強調しました。
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