全国でクマの出没と被害が相次ぐなか、捕獲や管理の在り方について、環境省は26日から専門家による検討会を始めると発表しました。
26日に初めて開かれる専門家による検討会は、来年以降のクマの被害を抑え込むことを目的にしています。
2023年の人への被害は4月から11月までで全国で212人に上っていて、このうち死者は6人で過去最悪の状況です。
被害が相次ぐ北日本の知事らは、クマの捕獲に関して都道府県が金銭的に支援を受けられるよう「指定管理鳥獣」に指定することを求めていました。
検討会は3回開かれ、指定に関する議論も進められる見通しです。
伊藤環境大臣は「対策を来年2月末までに取りまとめてもらい、『冬眠明け』くらいまでに決定したい」と述べました。
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