パレスチナのガザ地区の情勢を巡り、国連総会の緊急特別会合が行われました。人道目的の即時停戦を求める決議案が圧倒的多数の賛成で採択されています。
12日に行われた国連総会の緊急会合では、イスラエル軍とイスラム組織「ハマス」の戦闘が続くガザ地区の情勢を巡り、エジプトなどが、人道目的の即時停戦やすべての人質の解放などを求める決議案を提出しました。
採決では、186カ国のうち日本を含む153カ国が賛成しました。
一方、イスラエルを支持するアメリカは、8日の安全保障理事会に続き、反対しました。
国連総会の決議に法的な拘束力はありませんが、圧倒的多数の賛成により国際世論を示し、停戦に向けた機運を高める狙いがあります。
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