香港の民主化運動の旗振り役の一人となり「民主の女神」とも呼ばれた周庭さんが、「現在、カナダにいて香港には戻らない」と事実上の亡命を宣言する声明を出しました。
周庭さんは3日、香港の刑務所から出所した2021年6月以来、2年半ぶりに自身のインスタグラムを更新し、現在、カナダに留学中で「香港には生涯戻らないと決めた」と明らかにしました。
周庭さんは許可なくデモを組織したなどの罪で2020年12月に実刑判決を受け、7カ月後に出所しました。
その後も警察への出頭などが定期的に求められたということです。
今年に入ってカナダへの留学を決めましたが、パスポートを返却してもらうために香港当局からは「愛国教育」が強制されたということです。
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