自民党の派閥の政治資金を巡る問題で、岸田総理大臣は各派閥が速やかに説明するよう茂木幹事長に指示を出したと明らかにしました。
(政治部・村上祐子記者報告)
この問題が火種となって国会審議に影響が出ています。予算委員会は50分遅れで始まりました。
立憲民主党 野田元総理大臣:「自民党の主要の派閥5つの派閥で同じ事が起こっていた。政治に対する信頼を取り戻すために党の総裁として、もっとリーダーシップを振るって、どぶさらいをしなければいけないと私は思うんです」
岸田総理大臣:「国民の信頼という観点から、重大な危機感を持たなければならない」
また、立憲民主党の岡田幹事長が「減税は1年限りなのか」とただしたのに対し、岸田総理は「来年は減税で可処分所得を下支えし、再来年に持続的賃上げを実現する」として明言を避けました。
引き続き、野党は「減税措置」「政務三役の辞任ドミノ」「政治とカネ」の3点セットで迫る考えです。
ある立憲のベテランは「政権を追い込むなら今しかない」と意気込んでいます。
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