羽田空港で起きた日本航空と海上保安庁の航空機の事故で、国の運輸安全委員会は、日本航空の旅客機からボイスレコーダーを回収したことを明らかにした。
運輸安全委員会は、6日から管制官の聞き取りを始めたほか、機体の調査で日本航空の旅客機のボイスレコーダーを発見し、回収したという。
今後、解析して内容を確認するとしている。
また、7日も午後から管制官の聞き取りを行う予定で、まだ行えていない海保機の機長からの聞き取りも今後、行う方針。
一方、海保機に乗り亡くなった5人の死因について、副機長の田原信幸さん(41)ら2人は、外部から強い圧力や衝撃を受けたことによる「全身挫滅」だったが、通信士の石田貴紀さん(27)ら残る3人も「全身挫滅」だったことがわかった。
5人の中で最も若い石田さんを知る人は、早すぎる死を悼んだ。
石田さんを知る人「(子ども時代は)一生懸命、学童の野球をやっていた子。27歳だし、これからの人なので、残念としか言いようがない」
別の知人らによると、石田さんは結婚したばかりで、近く結婚式を挙げる計画を立てていたという。
また、親の誕生日にホテルの宿泊を招待するなど、親思いの男性だったという。
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