羽田空港で日本航空と海上保安庁の航空機が衝突して5人が死亡した事故で、滑走路に残っていた海保の機体の撤去作業が始まりました。
海上保安庁の機体の撤去作業は4日午後から始まりました。
機体が残る滑走路は4本あるなかで最も長く、大型機の離着陸に多く使われています。
日航機の撤去も5日に始まる予定です。
国交省は安全点検や補修などをしたうえで、早急に滑走路の運用を再開したいとしています。
この事故では日本航空と海保の航空機が衝突し、海保の副機長ら5人が死亡しています。
事故の影響で5日も羽田空港を発着する国内線のうち日本航空が102便、全日空も98便の欠航を決めています。
合わせて200便が欠航し、影響は3万3500人以上に上る見込みです。
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