能登半島で起きた最大震度7の地震で、気象庁は1日午後8時半、石川県能登に発表していた大津波警報を津波警報に切り替えました。
これによって地震による津波警報は山形県、新潟県上中下越、佐渡、富山県、石川県能登、石川県加賀、福井県、兵庫県北部になっています。
このほか北海道から九州の日本海側の広い範囲で津波注意報が発表されています。
津波の観測はこれまでに輪島港で午後4時21分に1.2メートル以上、金沢で7時9分に90センチ、富山で4時35分に80センチ、酒田で7時8分に80センチなどとなっています。
一方、この地震で林長官は今夜会見し、「石川県で建物倒壊等による生き埋めが6件発生をしている。情報収集に全力を尽くしたい」と明らかにしました。
地震発生後、110番や119番通報が多数寄せられ、建物が倒壊したという情報が複数入っているということです。
午後4時10分ころの地震の震源は石川県能登地方で深さはごく浅く、地震の規模を示すマグニチュードは7.6です。
震度7が石川県・能登半島中央部の志賀町、震度6強が七尾市、輪島市、珠洲市、穴水町などとなっています。
気象庁は地震の名称を「令和6年能登半島地震」としました。
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