ことし5月にも土砂崩れ 二次災害の恐れで捜索は26日以降に
23日、大規模な土砂崩れが起きた奈良県下北山村の国道では、巻き込まれたとみられる車の捜索が難航しています。
23日夜、下北山村の国道169号線で土砂崩れが発生し、巻き込まれた車に乗っていた50代の男性が重傷です。また、別の車が下敷きになっているとみられ、和歌山県の70代の男性と連絡がとれていません。土砂崩れが起きた場所では、ことし5月にも豪雨で斜面の一部が崩れ、奈良県は応急処置として防護柵を設置していましたが、今回、その想定を超える規模の土砂崩れが起きたということです。奈良県は、二次災害の恐れがあるため、現場付近で道路上の土砂を撤去する作業を無人掘削機で行い、捜索活動は、26日以降になる見通しです。