詐欺罪に問われている「頂き女子りりちゃん」こと渡邊真衣被告(25)の裁判で、被告は「担当ホストをナンバーワンにしたかった」と起訴内容を認めました。
■別の男性にも…2件で総額1億5000万円以上か
渡邊被告:「5億円ください。3万円でもいいので、1000円でもいいので。恵んでくださ~い」
起訴状などによると、渡邊被告はマッチングアプリで知り合った男性(当時50歳)に好意を抱かせ、「およそ2700万円の借金があり、返済すれば同居ができる」などと嘘を言い、現金合わせておよそ3800万円をだまし取った罪に問われています。
6日、名古屋地方裁判所で開かれた裁判で、渡邊被告は裁判長から起訴内容について問われると、次のように話しました。
裁判長:「(事実と)違う点はありますか?」
渡邊被告:「いや、ありません」
結婚も視野に入れていた男性は、生命保険を解約するなどして、わずか4カ月の間に合計3800万円あまりを振り込みました。
検察側は金の使い道について、「口座に振り込まれた金は歌舞伎町のホストクラブで使った。担当ホストに数百万から数千万円を1回で使うこともあった。担当ホストをナンバーワンにすることに自分の価値があると思った」と指摘しました。
渡邊被告は別の男性への詐欺についても追起訴されていて、2件合わせてだまし取った額は1億5000万円以上に上るとみられます。
(「グッド!モーニング」2023年12月7日放送分より)
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