国会が終わって捜査が本格化した安倍派の裏金問題。捜査の新しい情報について、東京地検前から報告です。
(社会部・織田妃美記者報告)
派閥側はキックバックした議員の名前や金額が書かれた資料を作成していたとみられることが分かっています。
こうしたことから、組織ぐるみで裏金作りが行われていた可能性もあり、取りまとめ役である事務総長経験者にも話を聞くとみられます。
収支報告書に記載されていなかった疑惑について、責任を負うのは派閥の会計責任者ですが、議員本人が共謀していたという証拠が押さえられるかどうかもポイントとなります。
今後はキックバックを受けるなどした所属議員本人への任意聴取を近いうちにも進めるものとみられます。
そして安倍派への強制捜査ですが、これまで大きな動きはありません。
閣僚や党役員の人事の動きなどを考慮したと考えられます。
来年1月には次の通常国会も始まり、捜査に影響を与える可能性もあるため、この1カ月ほどが重要局面になりそうです。
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