“頂き女子りりちゃん”こと、渡辺真衣被告(25)。
渡辺被告は15日、逮捕後初めてFNNの取材に応じた。
向かったのは、渡辺被告が拘留されている愛知・春日井市の留置施設。
接見した記者「なんで会ってくれたんですか?」
渡辺真衣被告「前は弁護士に聞いてなかったから答えられなかったけど、(会って)いいと言われたのと興味本位!」
髪を切り、マスクをして灰色のロングTシャツ姿で現れた渡辺被告。
取材に応じた理由は興味本位。
マスク越しでもわかるほど、陽気に話していた。
自身の“頂き女子りりちゃん”としての行動について、次のように振り返った。
渡辺真衣被告「今思うと“頂き女子”って言って詐欺を正当化してやっていたことは、普通に考えておかしい」
男性らから1億円以上の金をだまし取った罪などに問われている、“頂き女子りりちゃん”こと渡辺真衣被告。
“頂き女子りりちゃん”と名乗り、詐欺容疑などで逮捕・起訴されている。
接見した記者「頂き女子が詐欺と気づいたのはいつ?」
渡辺被告「わたしは人にうそをついて、おじさんにお金を渡したいなと思ってもらってお金を振り込んでもらっているから、お金は奪ってないから詐欺じゃないと思っていました」
「おじさんが自発的にお金を渡したのだから、詐欺ではない」と思っていたという渡辺被告。
罪の意識が芽生えたのは、留置施設に入ってからだという。
「ホストに貢ぐためだったら仕方ない。自分の心にふたをして頂き女子をやっていた」と話した。
取材を終えた東海テレビ・伊藤光輝記者は...。
東海テレビ・伊藤光輝記者「全然被告人という感じもなく、『おぢ』と呼ばれる人が心動かされるのもわからなくもない。トーク術が上手だった」
一方で、渡辺被告が作成した「頂き女子のマニュアル」を使い、多額の現金をだまし取った罪に問われている家田美空被告(21)について問われると、一瞬、言葉を詰まらせる場面も。
渡辺被告「教えた女の子が喜んでくれたことに自己満足してて、罪を負わせてしまったことにすごく後悔してる」
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