事実上の亡命を宣言した香港の民主活動家、周庭さんが、日本テレビの取材に応じ、決意の背景に、中国で愛国心を高める指導を受けたことなどによる恐怖があったと明かしました。
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周庭さん
「これから20年、30年、40年、香港で生きられるかなって、すごく疑問というか想像できないですね」
周庭さんは現在、カナダに留学していて、3日、事実上、亡命したことを明らかにしました。
周さんは香港の民主化運動の象徴的な存在でしたが、無許可のデモを扇動したなどの罪で実刑判決を受け、2021年出所しました。その後、留学を決意したところ、中国で愛国心を高める指導を受けるよう求められたということです。
周庭さん
「とにかく恐怖しかなかったんですけど、選択もなかった」
「そうしないと自由を与えないということなんだと思います。愛国主義、愛国的な人にならないと、昔のように批判的な意見を出すと、パスポートは戻らないと」
ただ、国際社会に対しては引き続き香港に関心を寄せてほしいと訴えました。
(2023年12月4日放送「news every.」より)
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