4年ぶりに「夏のご静養」となります。天皇皇后両陛下と愛子さまが栃木県の那須御用邸に到着されました。
■天皇ご一家 4年ぶり那須御用邸
栃木県の那須塩原駅。ご一家の到着前から人だかりです。すでにカメラも構えています。そんななか、天皇ご一家が到着されました。
天皇陛下:「皆さんもどうぞ気を付けて。きょうはありがとう。夏休みはどうでした?」
出迎えた人:「いやー楽しかったっす」
愛子さま:「宿題もいっぱいあります?」
出迎えた人:「もうほとんど終わっちゃった」
■ヒヤリ!ハプニングも…笑顔が
一人ひとりとゆっくりお話をされるご一家。あまりにお話しに夢中だったのか、植木につまずいた皇后さまを天皇陛下と愛子さまが慌てて支えられる場面も。皇后さまも植木も無事のようです。
その後もまた、集まった人たちと交流されたご一家。
出迎えた人:「(Q.どんな言葉を掛けられた?)夏休みの宿題とか、楽しかったことなどを聞かれた。皆に笑顔で振る舞って、優しく感じてすごかった」「(Q.なぜ、きょうはここに?)那須塩原市民として」「(Q.友人に何と言う?)いやー、自慢ですかね」「雅子さまにはパワーをもらってる」
女性は雅子さまのファン。お手製のカレンダーを手渡していました。
出迎えた人:「本望だね、自分の撮った写真だから」「(Q.愛子さまは?)大人になった。きょうも髪の毛切って可愛いな」
子どものころから慣れ親しまれている「那須御用邸」。愛子さまはこんなエピソードも。
愛子さま:「栃木県にある那須の御用邸に行き、その着いた晩に…」
「どこでも寝られる」ことで知られる愛子さまが御用邸でうっかりしてしまったこととは…。
■愛子さま うたた寝 御用邸の歴史
愛子さま:「(御用邸に)着いた晩に縁側にあるソファで寝てしまい、そのまま翌朝を迎えた、なんてこともございました」
ご一家の疲れを癒やす那須御用邸は大正15年に作られました。1960年の映像。美智子さまが現在の天皇陛下を乳母車に乗せて庭を散歩すると、陛下はウトウトと眠そうにされています。那須御用邸には豊かな自然が残されていて、ご一家がよく散策される姿がみられます。
池の中に手を入れ、カエルを捕まえた秋篠宮さま。天皇陛下に手渡されますが、カエルは飛び跳ねて逃げて行ってしまいます。黒田清子さんもチャレンジしますが、失敗したよう。
■上皇さまご発案 那須平成の森に
毎年のように訪れることで自然と興味を持たれるのでしょうか。
愛子さま:「(Q.マツムシソウ以外にも咲いている?)これなんだっけ…ヒヨドリバナ」
天皇陛下:「ヒヨドリバナ。ん?」
愛子さま:「うん、ヒヨドリバナ」
草花にも詳しいご一家。
ここを「国民が自然に直接ふれあえる場として活用しては」と発案されたのが上皇さまです。御用邸用地の約半分を宮内庁から環境省へ移管。現在は「那須平成の森」として誰でも散策できるようになりました。
再開された4年ぶりの夏のご静養。
皇室ファン:「うれしかったです。しばらくぶりで」
地元の人:「わざわざ那須にいらしていただいて、本当に光栄です。ゆっくり静養していただきたい」
天皇ご一家は21日から9月上旬まで約2週間、ご静養されます。
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