京都アニメーション放火殺人事件で、検察は死刑を求刑しました。遺族の思いは。
(寺脇(池田)晶子さんの夫)「(亡くなった)晶子も多分望んでいるであろう求刑をしていただいたので、そういう意味では安堵した」
閉廷後に取材に応じた寺脇(池田)晶子さんの夫。妻の晶子さんはアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』でキャラクターデザインなどを担当していました。なぜ青葉真司被告(45)は凶行に及んだのか。寺脇さんは法廷で、青葉被告に直接、質問や意見を述べてきました。
12月7日の裁判で、検察側は最終論告で「被告の筋違いの恨みによる類例なき凄惨な大量放火殺人事件」と指摘したうえで「極刑を回避すべき事情はない」として死刑を求刑。
寺脇さんも裁判員らにこう訴えました。
(寺脇(池田)晶子さんの夫)「判決は12歳の息子が聞いて理解できるような内容であってほしいです。晶子が受け入れられる判決を仏前に報告できるよう、強く、強く望んでいます」
一方で弁護側は、心神喪失で無罪、または心神耗弱で刑を減軽するよう求めました。
青葉被告は最後にこう述べました。
(青葉被告)「この場において付け加えて話すということはありません」
閉廷後、寺脇さんは次のように話しました。
(寺脇(池田)晶子さんの夫)「(晶子さんに対して)『俺は頑張ってやったと思うんだけど、どう?』と聞けることが、本当にうれしい」
裁判員らは青葉被告をどう裁くのか。判決は来年1月25日の予定です。
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