イスラエル政府は、日本企業が運航する貨物船が、紅海でイエメンの親イラン武装組織フーシ派に乗っ取られたと発表した。
乗っ取られた貨物船は、イギリス企業が所有し日本郵船が運航する貨物船「ギャラクシー・リーダー」で、船にはウクライナ人など25人の乗組員が乗っていて、イスラエル人や日本人はいないという。
これについて、フーシ派の報道官は19日に声明を発表し、「紅海南部でイスラエルの船を乗っ取り、イエメンの港に運んだ」としたうえで、今後もイスラエルと関係するすべての船を標的にすると警告した。
また、ハマスも会見を行い、「歓迎すべき1歩」としてフーシ派に感謝の意を表した。
松野官房長官「政府としてこのような行為を断固非難します。船舶および船員の早期解放のため取り組んでいるところであります」
松野官房長官は会見で、イスラエルと意思疎通をしたうえで、拿捕したフーシ派に加え、サウジアラビア・オマーン・イランなど関係国に対し、早期解放に向けて「強く働きかけている」と述べた。
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