路線バスと乗用車が接触する事故の瞬間を、ドライブレコーダーがとらえていた。
事故が起きたのは19日午前10時20分ごろ、現場は東京・江東区の亀戸を走る京葉道路。
乗用車が左に車線変更し、前を走る路線バスを追い抜こうとした次の瞬間、路線バスが停留所に止まろうと左へ車線変更。後ろから来た乗用車と接触した。
当時の状況について動画の投稿者は「停留所に止まるのにバスが左に寄ったところに、自動車が入っていった感じで。歩道とバスの間に(乗用車が)挟まってしまったという感じ。本当に挟まる状態というのは初めて見たので、怖いなと感じました」と証言した。
後方をとらえた映像では、停留所の奥で、乗用車が路線バスと歩道との境に挟まった状態で止まっているのが確認できる。投稿者は接触事故の直後、乗用車のミラーが破壊される音を耳にしていた。
動画の投稿者:
「(乗用車の)運転席側のミラーは、バキバキバキという音がしていたと思う。わたしも驚いて、追突事故にならないように、横にずれて通過したので、車内(の様子)まで見ることはできなかった」
当時バスに乗っていた乗客およそ25人と、乗用車の運転手にもけがはなかった。
路線バスを運行する都営バスは、物損事故として警視庁に報告したという。
警視庁はくわしい事故原因を調べている。
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