イスラエル軍に占拠されたガザ地区最大の「シファ病院」をWHO(世界保健機関)が視察しました。
WHOの発表:「病院が『死の地帯』となっていて、状況は『絶望的』だ」
18日、WHOによる1時間限りの視察が行われたシファ病院には、医療サービスが提供できなくなった後も、医療スタッフ25人の他、291人の患者が残されているということです。
パレスチナ赤新月社によると、病院にいた新生児31人を国連などの支援を受けて、南部のラファへ向け救急車で搬送を始めたということです。
一方で、病院を占拠するイスラエル軍は、地下にはハマスの司令部があるという姿勢を崩していません。
イスラエル軍 ハガリ報道官(18日):「現在、特殊部隊が地下トンネルで活動を行っています。そして、そこから得られた資料を後日、お配りするでしょう」
イスラエル軍は、病院の地下にハマス司令部が存在する証拠を近日公開するとしています。
(「グッド!モーニング」2023年11月20日放送分より)
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