アメリカのバイデン大統領と中国の習近平国家主席が1年ぶりに会談し、中断している軍同士の対話を再開することなどで合意しました。
アメリカ政府高官などによりますと、会談では、去年8月の下院議長だったペロシ氏の台湾訪問をきっかけに中断している、米中両軍のハイレベルの意思疎通を再開することで合意しました。
また、人工知能に関する政府間対話の設置や、麻薬取り締まり対策班を両国が設置することで合意しました。
台湾問題を巡っては、習主席が米中関係で最も重大な懸念であると強調したのに対し、バイデン大統領は平和と安定を望むという従来の立場を説明し、来年1月の台湾総統選のプロセスを尊重するよう求めました。
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