自民党の政治資金を巡る事件を受けて発足した「政治刷新本部」を巡り、参加する安倍派の議員10人のうち9人が、記載のないキックバックなどを受けていたとみられることが分かりました。
安倍派ではパーティー券の収入が議員側にキックバックされ、収支報告書に記載されていない疑いがあり、自民党は再発防止に向けて「政治刷新本部」を発足させています。
その後の関係者への取材で、刷新本部に参加している安倍派の議員10人のうち、岡田直樹前地方創生担当大臣、野上浩太郎元農林水産大臣ら9人が、記載のないキックバックなどを受けていたとみられることが分かりました。
おととしまでの5年間で、多い議員で数百万円に上るということです。
岸田総理大臣は、この9人を変えずに議論する考えを示しました。
岸田総理大臣
「自民党が一致結束して、信頼回復のための議論を行うにあたって、特定の人間を排除するというような排除の論理は適切ではない」
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