ドイツで鉄道の運転士や農家らが各地でストライキや抗議デモをしていて交通網や物流網に影響が出ています。
ドイツでは鉄道運転士の労働組合が物価高を補う賃金上げと、週38時間から35時間への労働時間の短縮を求めて10日から3日間の全国的なストライキを実施しています。
最大の鉄道会社「ドイツ鉄道」では長距離高速鉄道が平常時の2割ほどしか運行しておらず、数十万人の乗客に影響が出ています。
貨物列車の運転士も9日からストライキに突入していて、物流面への影響も深刻です。
また、農家らも今週、燃料の補助金削減に反対して抗議デモを行っています。
ドイツ各地で都市の中心部をトラクターがクラクションを鳴らしながら走行する光景が見られました。
ベルリンの観光名所、ブランデンブルク門の周辺や高速道路もトラクターやトラックで占拠し、ソーセージを焼くなどして交通渋滞を引き起こしました。
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