今シーズン一番の寒気の影響で、日本海側を中心に冬の嵐となり、北海道ではホワイトアウトが発生した。また、群馬県では強風の影響で電柱が折れるなどの被害も出た。
■火事も…“強風被害”相次ぐ
今シーズン一番の寒気が流れ込んでいて、北海道は18日朝も猛吹雪になっている所がある。週末は、日本海側を中心に冬の嵐となった。
雪の中に吸い込まれるように見えなくなる、車のテールライト。最大瞬間風速36.0メートルを観測した、北海道留萌市では、ホワイトアウトが発生した。
強風の影響は全国各地でも見られた。
群馬県高崎市の工事現場では、足場が崩れ、その影響で電柱が折れる被害が出た。
山形県鶴岡市の住宅で、17日朝早く火災が発生。強風の影響で隣の家にも燃え移り、住宅2棟が全焼した。幸い、家にいた人は全員避難し、無事だったという。
■17日は15地点で初雪観測
さらに、雪による死亡事故も起きた。兵庫県新温泉町で、旅館の駐車場などを除雪していた重機がおよそ4メートル下の川に転落。重機を運転していた旅館の経営者(64)が死亡した。
17日、西日本を中心に15地点で初雪を観測した。
8センチの積雪となった鳥取市。空港では除雪作業に追われる状況となった。
広島市でも辺り一面が雪景色になり、平和記念公園も時折、雪が舞っていた。
強い寒気は、19日にいったん弱まるものの、今週後半から「寒波」が襲来し、再び大雪や暴風雪などに警戒が必要だ。
(「大下容子ワイド!スクランブル」2023年12月18日放送分より)
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