岸田総理大臣にとって、厳しい政権運営が迫られるなか、日本とASEAN(東南アジア諸国連合)の特別首脳会議が東京で行われ、中国の強引な海洋進出を念頭に安全保障協力を推進することで一致しました。
岸田総理大臣:「各地で分断と対立が深まり、世界が複合的な危機に直面するなか、ASEANとともにこれに立ち向かってまいります」
共同声明では民主主義や人権の尊重をうたい、中国への対応をにらみ、「海洋を含む安全保障協力を強化する」と明記しました。
インドネシアのジョコ大統領は、「ASEANと日本は、この50年で信頼できるパートナーになった」と称えました。
17日夜の夕食会では中国が輸入を禁止するホタテや和牛がふるまわれ、岸田総理がトップセールスを行う一幕もありました。
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