来年度の予算編成を巡り詰めの作業が進むなか、岸田総理が14日にも人事を行う方針であることについて、鈴木財務大臣は「動きが急で咀嚼(そしゃく)できない」と戸惑いをあらわにしました。
鈴木財務大臣:「率直に言って動きが急でですね、私も十分にその動きを、うまく、この理解といいますか、咀嚼できないことでありますが、(予算編成などに)極力影響が出ないようにすること、なることですね、それを心から望んでいるところであります」
鈴木大臣はまた、与党内で防衛増税の開始時期が2025年は見送られる方針となったことを受け、「財源を別のどこかでしっかり確保しなければいけない」としました。
防衛増税の先送りについては、自民党の宮沢税調会長がすでに岸田総理にも報告していて、「総理は昨今の政治状況を考えると、来年決めるのがいいとの考えだ」と説明しています。
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