「人工子宮」を使ったサメの出産に世界で初めて成功しました。
沖縄美ら島財団は2017年から早産のサメの救命を目的とした人工子宮装置の研究を行っています。
そんななか、深海ザメの一種で自ら発光することができる「ヒレタカフジクジラ」を人工子宮で育成・出産することに世界で初めて成功しました。
産まれたサメは7カ月後に全長18センチまで成長したということです。
通常、子宮装置内は血液成分を模した「人工羊水」で満たされていますが、環境に順応するため、段階的に「海水」を加えて産まれてくるサメのストレスを緩和できたことが成功につながりました。
冨田武照主任研究員は今後、他のサメにも応用できる人工子宮装置の開発を進めたいとしています
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