天皇皇后両陛下がベトナムの国家主席夫妻を皇居に招き、昼食をともにされました。別れ際には立ったまま話し込まれる珍しい場面もありました。
28日、両陛下が出迎えられたのはベトナムのトゥオン国家主席夫妻。タム夫人はベトナムの民族衣装「アオザイ」、雅子さまは薄いグリーンの着物姿です。
ベトナムは皇室とのゆかりが深い国の一つでもあります。
14年前、天皇陛下は皇太子時代にベトナムをご訪問。当時、雅子さまは同行されず、お一人での滞在になりました。
帰国の際には雅子さまだけでなく、当時7歳の愛子さまがお出迎えに。離れていたのは1週間ほどですが、父親との再会に愛子さまは笑顔です。
今回のトゥオン国家主席の来日では、両陛下がそろっておもてなしされました。
タム夫人は「皇后さまの笑顔で緊張が一気にほぐれた」と話したということです。
話がよほど弾んだのでしょうか。当初の予定時間を大幅に超え、45分オーバー。
別れ際には、両陛下は玄関先に立ったまま約7分間話し込み、最後は車が見えなくなるまで手を振られていました。
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