いわゆる“大麻グミ”を巡り、福岡県内でも同じ成分が含まれる商品を取り扱っているとみられる店舗に21日、厚生労働省などが立ち入り検査を行いました。
厚労省の麻薬取締部によりますと、21日午後6時から北九州市小倉北区と福岡市早良区の店舗に麻薬取締官らが立ち入り検査に入りました。
検査の結果、大麻の有害成分に似せて作られた合成化合物「HHCH」を含んでいるとみられる植物片や液体などが、2つの店舗で合わせて59商品に確認されました。
麻薬取締部は一部を回収し、疑いのある59商品の販売停止命令を出したうえで成分の鑑定を進めます。
厚労省は22日、「HHCH」を指定薬物にしたうえで、来月2日にも所持、使用、販売が禁止される見通しです。