アメリカのサリバン大統領補佐官は13日、今週行われる米中首脳会談で滞っている軍同士の意思疎通を再開することに改めて意欲を示しました。
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サリバン大統領補佐官
「軍同士の意思疎通を再開することによって、より効果的に(米中の)競争を管理することができる」
アメリカのサリバン大統領補佐官は会見で、15日の米中首脳会談で「具体的な成果を得たいと考えている」と強調しました。
滞っている両国の軍同士の意思疎通再開のほか、アメリカで問題となっている医療用麻薬「フェンタニル」の違法取引への対応などで、協力できるとしています。ロシアのウクライナ侵攻やAI=人工知能の規制など、国際的な課題についても議論するということです。
また、中東情勢をめぐっては、イランに対して地域を不安定化させる行動を取らないよう中国に働きかけを求めるとの見通しを示しています。
一方で、焦点のひとつである台湾問題については、「バイデン大統領は台湾海峡の平和と安定を維持するためのビジョンを示す」と述べるに留めています。
(2023年11月14日放送)
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