親族が集まる元日に起きた能登半島地震。
家族と一緒にいるその時、被災者はどのように避難したのか。
FNNが新たに入手した7本の映像から読み解く。
石川・珠洲市の発災時の映像では、はじけるようにガラスが割れる音が確認できる。
その直後には、倒壊した住宅が並ぶ通りに、避難する一家の姿があった。
近所に取り残されている人はいないか確認する家族に対し、早く避難するよう「津波」と声を張り上げる女性も。
発災の1分後には津波が到達していたともいわれる珠洲市。
この一家は、その後すぐに高台に避難し無事だという。
また、海から離れた地域でも...。
車内で必死にドアにしがみつき、体を寄せ合う家族。
怖がる弟を兄が励ましている。
車外には、地面に手を突きしゃがみ込む人の姿もあるが、外に出たがる子どもたち。
割れていく地面を見ながら、父親が「出なくていい」と制した。
こうした映像から、避難の際に家族で意見が割れる瞬間も見受けられるが、専門家は...。
防災システム研究所・山村武彦所長「災害発生時にはとにかく、家族が一緒になって避難すること。そして、小さな子どもは抱きしめてあげること。家族と同じ場所で過ごすことが大事だと思います」
<フジネットワーク サザエさん募金>能登半島地震救援
https://www.fnn.jp/articles/-/638539
FNNプライムオンライン
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