関西の大動脈!阪神高速道路の守護神!「パトロール隊」に密着 2019
阪神高速を守るパトロール隊についていくと、さっそく目の前に飛び込んできたのは…大型トラックが絡んだ玉突き事故!現場の状況から大型トラックが軽トラックに追突、そのはずみで軽トラックが乗用車に追突!結果3台が重なり合ったものとみられる!
軽トラックにはまだドライバーが取り残されていた。そして現場は大渋滞、事故処理を急がねばならない!まず乗用車を前方に移動させ、閉じ込められたドライバーを救出、その後残る2台も動かし、一列に並べる作戦だ。一旦通行止めを解除、救急車パトカーを事故現場に誘導する。まずは3台を一列に並べるスペースを作るため乗用車を前へと移動!軽トラックに追突され、大破した後部が現れ事故の衝撃を物語っていた。
果たして…ダンプに追突され閉じ込められている軽トラックのドライバーは 無事救出、幸い軽傷で済んだようだ!
大型トラックに追突されたとみられるこの軽トラックも幸い自走が可能。隊員が運転し一刻も早い渋滞解消を目指す。大型トラックも移動させ追い越し車線に、何とか1車線だけは安全に 通ることができるようになった。
事故や故障車、様々なトラブルの現場にいち早く急行、それが #阪神高速パトロール隊
年間5800件もの交通事故を処理、さらに年間22000件にも及ぶ道路上の落下物を回収
365日24時間、常に危険と隣り合わせで職務を全うする 、まさに高速の守護神!
パトロールカーが走るのは3号神戸線。ハンドルを握るのは15年目の佐伯隊員、コンビを組む安樂隊員の目が何かを捉えた。安樂隊員が車を飛び出した、一体何が?
高速道路上になんと大きなベニヤ板が落下していた。後続のトラックに注意を促しながら回収。たった1枚のベニヤ板だが、舞い上がり、万が一ドライバーの視界を防げば大事故につながる可能性も…
発見から40秒で回収、そして行き着く間もなく、管制室に並ぶモニターの1台がその落下物を映し出していた。しかも場所はセンターライン上、車はすんでのところで落下物を躱している、 危険だ。大事故にもつながりかねないまさに緊急事態、現場に急行する
まず確保しなければならないのが後方の安全、今だ、隊員はタイミングを見計らって巨大落下物の元へ!
落下物は木でできた運搬用のパレット。踏まれたのだろうか、割れた小さな破片も残さないように拾ってパトロールカーへ…
追い越し車線上での作業、まさに危険と隣り合わせだ。鋭く尖った金属片、建設現場で使われていたヘルメット、そして大きな脚立まで。基地に集められたこれらの落下物はなんと1週間で回収したもの、その量の多さに驚かされる…関西の大動脈阪神高速、全長260kmに及ぶ阪神高速のうち、神戸線をはじめとするおよそ100キロをカバーするのが、
ここ阪神高速パトロール神戸交通管理所。20人の隊員による巡回、そして前線に設置されたカメラ。24時間365日、常に万全の監視体制で阪神高速の安全を守っている。
そんな彼らが今日もパトロールに出発した午後3時パトロールカーに無線連絡が入った
すぐさま現場に急行!
無線の通りトラックが停車、しかも追い越し車線。後続車に追突されれば人命に関わる事故にもなりかねない…隊員はまず後方から来る車に注意を払いながら、素早くカラーコーンを並べ追い越し車線を規制する。安全を確保し、停車しているトラックのもとへ、一体何があったのか?
故障の原因は不明、突然車が動かなくなってしまったらしい。隊員が選択したのはなんと人の力で出口までトラックを移動するという作戦。走行車線をもう一台のパトロールカーで封鎖、その間にトラックを手で押し出口まで移動させる…これならレッカー車を待つことなくすぐに渋滞を解消できる。別のパトロールカーもすぐさま応援に駆けつけた!
トラックを動かすためドライバーの力も借りることに、その時のチャンスを伺う2車線が完全に止まった、今だ!荷物を合わせるとおよそ2トン半、これ以上渋滞を長引かせるわけにはいかない…車を押す手にも力が入る!ドライバーを元気づけながら押す…トラック は何とか出口付近にトラックを安全な場所に移すことに成功、規制は解除された…隊員たちは危険そして時間とも戦いながら道路の安全を守っていることを実感させられた瞬間だった。走れなくなったトラックはその後レッカー移動、安全を確認した隊員はパトロールへと戻ることに…
管制室のモニターが映し出したのは白い傘を振る一人の男。そこは高速道路の走行車線、あまりに危険すぎる…男性をかすめるように通り過ぎる大型トラック…雨で滑りやすく視界も悪い状況、危ない!隊員が現場に急行、最悪の状況だけは避けなければならない。現場に到着、するとそこには走行車線に停車している1台の車が一体何があったのか確認を急ぐ!止まっていたのは数千万円はする、超高級外車・フェラーリだ!
傘を振っていたのはこの車の持ち主、エンジントラブルで立ち往生してしまったようだ…何はともあれ、車を早く移動させなければ…雨で足元が滑る中、隊員たちは必死に車を押す!それにしてもなぜ男性は発電塔を使わずに傘を振っていたのか?パトロール隊が発見しなければ、大事故になりかねない危険な行為だった。
夜7時過ぎ、隊員たちはとんでもないドライバーと遭遇することになる。入り口からの合流地点に停止する車を発見!合流のため加速してくる車に追突されかねない危険な状況
いったいこの車に何があったのか?
事情を聞くためパトロールカーを降りる隊員…しかしそれを知ってか知らずかノロノロ走り出す車、明らかに不審だ!危険防止のため隊員たちは後を追うことに前の車は今にも止まりそうなスピード、すると…ノロノロ運転をしていたドライバーは高齢の女性、危険な運転のわけは?
ルミナリエを見に行くつもりで高速に乗ったものの出口がわからず迷子になってしまったというのだ…女性をこのままにすると危険と判断、パトロールカーで後ろを走り、出口まで誘導することに…しかし、あろうことか女性は車を降りて走行車線上に、危ない後方の安全を確認し合流をサポート!ようやく普通に走り出した女性の車、しかしほっとしたのも束の間、やむなくサイレンで後続車両に注意を促すことに…安全よりも大切なことはないのは隊員たちが一番よく知っているのだ!
そしてようやく、なんとも人騒がせな高齢ドライバーだった阪神高速パトロール隊は今日も関西の大動脈を守り続けている!
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