派閥の政治資金問題を抱えたまま、きょう仕事始めとなった自民党ですが、来週設置される新たな組織をめぐり、早くも“派閥解消の議論をしないよう”求める声も上がり始めました。
岸田総理
「我々は国民の信頼を回復し、政治の安定を確保し、そして重要政策を進めていかなければなりません」
けさ、自民党の新年仕事始めの会合で、派閥の政治資金問題をめぐり、結束を訴えた岸田総理。
東京地検特捜部の任意の事情聴取を受けた、歴代の事務総長ら安倍派幹部らの姿はありませんでしたが、来週には、党に「政治刷新本部」が設置されます。
特別顧問には、菅前総理、麻生副総裁の2人の総理経験者をあてるほか、▼中心メンバーには、岸田総理の信頼が厚い木原幹事長代理を起用。▼菅前総理に近い、小泉元環境大臣のメンバー入りも検討されています。
本部では、国民の政治への信頼回復のため、▼政治資金の透明性の拡大や、▼派閥の在り方に関するルール作りなどを進める予定ですが、党幹部のもとには早くも議論をけん制する声も…
自民党重鎮
「派閥解消に向かうような議論をするんじゃないよ」
岸田総理は月内に中間とりまとめをおこなう考えです。
立憲民主党 泉健太 代表
「裏金を作った人間をそのままにして、いくら会議体を作っても、いくら第三者を呼んでも、それは国民は納得しないですよ」
今月下旬に召集される予定の通常国会では、派閥の政治資金を巡る問題が大きな焦点となりそうです。
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