イラン南東部ケルマンで爆発によって84人が死亡したテロ事件について、過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出しました。
国営通信社によりますと、イラン南東部のケルマンで3日に起きた爆発では、これまでに84人が死亡し、284人が負傷しています。
イラン当局は監視カメラの映像などから合わせて2回あった爆発のうち、1回目の爆発が自爆攻撃だったと断定して捜査していました。
こうしたなか、「イスラム国」は4日、関連組織のSNSで「2度の殉教作戦により、300人以上のシーア派信徒が死傷した」などとする犯行声明を出しました。
2人の実行犯が群衆のなかで、それぞれ自爆ベストを爆発させたことを明らかにしています。
「イスラム国」はこれまで、度々イランでテロ事件を引き起こしていて、2022年には南部シラーズにあるシーア派の聖地で50人以上が死傷した銃乱射事件で犯行声明を出しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp