羽田空港で日本航空と海上保安庁の航空機が衝突した事故から3日たち、5日朝から日航機の撤去作業が行われ、現在も続いています。
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奥に見えるのが海保機と衝突した日航機です。現在は焼けた機体の内部を重機で少しずつ取り出す作業が行われています。
翼の部分が数回に分けて切断されていますが、昼ごろには黒煙をあげる場面もありました。
事故が発生してから3日たちますが、5日も日本航空・全日空あわせて200便、6日は196便の欠航が決まっていて、全日空は7日も96便、欠航するということです。
これまで管制官が「海保機の滑走路への進入に気づいていなかった」と話していることが関係者への取材でわかっていますが、国交省は、海保機側が管制指示を復唱していることからも「適切な管制業務が行われていた」と改めて強調しました。
さらに、離着陸の多い羽田空港の管制は15人程度で行っていますが、マンパワーには問題はなく、適切に処理できるとの見解を示しています。
管制には着陸機が接近してくる滑走路に別の機体が進入したときに管制官に知らせる機能がありますが、「通常凝視しているものではない」と説明していて、システムをいかせず警告を出せなかったものとみられます。
運輸安全委員会は日航機の客室乗務員への聞き取りを現在も続けるといい、事故の詳しい状況を調べています。
(2024年1月5日放送「news every.」より)
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