国連安全保障理事会は22日、パレスチナ自治区ガザ地区における人道支援の拡大を求める決議案を採択した。ただし、イスラエルとイスラム組織ハマスに即時停戦を求めるには至らなかった。
採決をめぐっては、イスラエルを支える常任理事国アメリカの拒否権行使を避けるため、交渉が長引き、数日にわたって延期されていた。
最終的にはロシアとアメリカが棄権、その他の13か国が賛成したため、決議は採択された。
ロシアは決議後、アメリカが「卑怯な駆け引きをしている」と非難した。
一方のアメリカは、決議に10月7日のハマスの襲撃を非難する文言がなかったことに失望すると述べた。
BBCのジョン・サドワース記者が解説する。
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