チェコの首都プラハの大学で21日、銃撃事件があり、14人が射殺され、25人がけがを負った。同国の現代史上、最も死者の多い銃撃事件となった。プラハ警察は22日、容疑者は自殺したと発表した。
警察などによると、銃撃事件は午後3時ごろ、旧市街のヤン・パラフ広場にあるカレル大学芸術学部で起きた。政府は、容疑者の男性(24)が「排除」されたと発表した。プラハ警察によると、容疑者は大学の屋上で当局に取り囲まれた後、自殺したという。
警察は22日、大学に突入した警官のボディカメラ映像を公表した。重傷を負った学生を警官たちが教室で手当てするなど、混乱の様子が映っている。
チェコのヴィト・ラクシャン内相はBBCのサラ・レインズフォード東欧特派員に、銃撃犯はさらに大勢を殺すつもりでいたと話した。
容疑者は事件前に自分の父親を殺害したほか、今月半ばには男性と赤ちゃんを殺したともされている。
レインズフォード特派員がプラハから報告する。
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