沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設先となる名護市辺野古の埋め立てを巡り、国が沖縄県の代わりに工事の設計変更を承認する「代執行」に向けた裁判で敗訴した沖縄県は、最高裁へ上告しました。
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辺野古沖の軟弱地盤を改良するため、国は、沖縄県の代わりに工事の設計変更を承認する「代執行」に向けて県を訴え、福岡高裁那覇支部は先週、沖縄県に設計変更を承認するよう命じていました。
これに対し県は、設計変更を承認せず、27日、最高裁に上告しました。
沖縄県の玉城知事は27日夕方会見し、高裁判決を不服とする理由を説明したうえで、政府に対し、あらためて対話による問題解決を訴えました。
国は28日、承認を「代執行」し、近く、地盤の改良工事に着手する見通しで、沖縄県が上告しても、逆転勝訴しない限り、「代執行」の効力は続きます。
（2023年12月27日放送「news every.」より）
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