１２月１９日に道に埋まったショベルカーが、２８日午後４時前、周辺住民らが見守る中、引き上げられました。
１９日、大阪府高槻市で工事現場から帰る途中だったショベルカーが住宅街の道を通ったところ、突然、穴が開き、車体の一部が埋まりました。けが人はいませんでしたが、近くに住む人たちはこのように話していました。
「地震かなと思った。（Ｑ普段からショベルカーなどは通る？）ないです、ないです」
高槻市によりますと、陥没した場所は元々用水路で、時期は不明ですが用水路として使わなくなったため上からフタをした経緯がありました。市としては“道路ではない”との認識で、車が通ることは想定していなかったといいます。
そして発生から１０日目。現場に新たなショベルカーが到着。重機が通れるよう鉄板を敷く作業が行われ、開始から４時間半後、落ちていたショベルカーが穴から引き上げられました。
市は、道の下の空洞が重機の重みに耐えられなかったことが原因として、来年１月に周辺を調査する予定だということです。
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