自民党の派閥の政治資金パーティーを巡る問題で、大野泰正参議院議員の関係先に東京地検特捜部が家宅捜索に入りました。
特捜部は28日朝、大野議員の東京都内の自宅などに家宅捜索に入りました。
大野議員は参議院岐阜選挙区選出で、関係者によりますと大野議員側には安倍派の政治団体「清和政策研究会」から去年までの5年間でパーティー券の販売ノルマを超えた収入の約5000万円がキックバックされ、収支報告書に記載されていない疑いがあります。
特捜部は押収する資料などを分析し、実態解明を進めるとみられます。