沖縄県の米軍普天間基地の辺野古移設工事を巡り、28日午前、国が沖縄県に代わって設計変更を「承認」する「代執行」を行いました。
辺野古基地の移設を巡っては、20日に新たな場所への埋め立てのため、工事の設計変更を承認するよう命令した判決が出ていましたが、沖縄県は期限内に承認をしませんでした。
これを受け、国土交通省は28日午前10時ごろ、設計変更の承認書を作成したうえ、沖縄防衛局の職員に交付し、「代執行」による承認が完了しました。
地方自治法に基づいて、国による「代執行」が行われるのは、全国で初めてです。
1月にも、県が埋め立てを認めていない場所で工事が始まります。
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