“近畿の水がめ” 琵琶湖に今、異変が。
【記者】「琵琶湖の水位が下がった影響でしょうか、ヨシの根っこの部分がむき出しになっています」
2023年の夏から秋にかけての雨不足が原因で9月ごろから水位が下がり続けている琵琶湖。18日朝6時の時点の水位はマイナス72センチです。
水位が下がったことで、普段は湖底に沈んでいる1500年代に戦国時代の武将、明智光秀が築いた坂本城の石垣跡が姿を表しています。およそ20年前にマイナス94センチの水位で滋賀から大阪にかけての琵琶湖・淀川水系で、取水制限を実施しています。このまま水位が下がり続けると、私たちの生活に影響が出る可能性があります。関西ではすでに、京都府南丹市の日吉ダムや兵庫県川西市の一庫ダムで取水制限を実施しています。