この冬一番の強い寒気の影響で、北海道から北陸の日本海側を中心に雪や風が強まっています。あすにかけて大雪、猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風や高波に警戒が必要です。
北海道内はあすにかけて、西の風が雪を伴い非常に強くなる見込みです。一時、前が見えなくなるほどの吹雪となった留萌では、午後3時すぎに36.0メートルの最大瞬間風速を観測しました。
北海道であす予想される最大瞬間風速は、日本海側の陸上で35メートル。あす夕方までに降る雪の量は、日本海側の多いところで50センチなどと予想されていて、日本海側では、あすにかけて猛吹雪などによる交通障害、暴風に警戒が必要です。
一方、広島では、けさ「初雪」が観測されました。広島での「初雪」は平年より4日、去年より3日遅い観測です。広島市の郊外では、雪が強く降って積もったところがあり、県内の山地沿いを走る道路も各地で積雪がありました。
このほか、熊本や富山、名古屋など、九州から北陸・東海にかけての各地でも「初雪」が観測されました。
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