リコール部品を搭載した車が高速道路でエンストし、死亡事故を起こしていました。
突然、車がエンストを起こしたら…。
今年7月、鳥取市の高速道路で実際に起きた事故の写真。後部がへこんでしまった黒の軽乗用車は高速道路のトンネル内で突然、エンジンが停止して路上に停車していたところ、後続車に追突されました。この事故で、後ろの席に座っていた82歳の男性が死亡したということです。
なぜ車は突然、エンストを起こしたのでしょうか。事故の捜査で、デンソー製の燃料ポンプがエンストの原因だったことが発覚。軽乗用車の製造元であるホンダは10月にリコールを届け出ました。
国土交通省によりますと、デンソー製の燃料ポンプは内部の部品が変形してポンプが動かなくなり、最悪の場合、走行中にエンストを起こす恐れがあるとして2020年以降、自動車メーカー8社から約380万台のリコール届けが出されています。
ホンダは「一刻も早く不具合の可能性がある燃料ポンプを回収し、正しいポンプに換えさせていただきたい」とコメントしています。
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