信号待ちをする車のドライブレコーダーがとらえた事故の瞬間。
後ろから走ってきた軽自動車が追突。
その後、場所を移して話し合っていた最中に相手の車は逃走。当て逃げだ。
映像が撮影されたのは、11日午後10時ごろ、兵庫・伊丹市の県道でのことだった。
被害男性によると、仕事からの帰り道、信号待ちをしていた際に追突されたという。
映像をよく見ると、追突の衝撃で、後ろの車の運転手の体が大きく揺れているのがわかる。
この事故で、車には車体がへこむなどの被害が出た。
追突後、相手の運転手は車から降り、「大丈夫ですか?」と声をかけてきたという。
現場が車の多い大通りだったことから、ひとまず脇道に移動し、話し合いをすることに。
すると、衝突してきた運転手の男性は、「お金を払うから許してほしい。いくら払えばいい?」と、いきなりお金での解決を持ちかけてきたという。
これに対し、被害男性が「とりあえず警察を呼んでから話しましょう」と返答したところ、「警察だけは勘弁してください」と、相手の運転手はかたくなに警察を呼ぶことを拒んだという。
そのうえで、「20万円ぐらい払います。お金払うんで許してください。警察は呼ばないでください」と、20万円払うから許してほしいと繰り返し求めてきたという。
不審に思った被害男性は、要求に応じることなく警察に連絡を入れ、到着を待つことにした。
ところが、被害男性が保険会社に連絡をするため目を離した隙に、相手の運転手は誰かと電話で連絡を取って車に乗り込むと、その場から立ち去った。
被害男性は、その後、警察に被害届を提出したという。
FNNプライムオンライン
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