自動車部品最大手「デンソー」製の燃料ポンプでリコールが相次いでいる問題で、この燃料ポンプを搭載した車で死亡事故が起きていたことが分かりました。
警察によりますと、今年7月、鳥取市内でホンダの軽自動車がトンネルを走行中にエンジンが停止し、道路脇に停車していたところ、後続車に追突されました。
この事故で後部座席に乗っていた80代の男性が死亡しました。
ホンダによりますと、この軽自動車は10月にリコールの対象となったデンソー製の燃料ポンプを搭載していました。
警察はエンジンが停止したのはポンプの不具合が原因だったとみて詳しく調べています。
デンソー製の燃料ポンプを巡ってはホンダのほか、トヨタ、ダイハツなどが累計約380万台のリコールを届け出ています。
ホンダは「当局が原因を調査中で、車両に関わる検証に協力している」としています。
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