イスラエル軍は、新たにガザ地区南部の一部地域の住民に対し、安全な場所に避難するよう勧告しました。ただ、その発表の方法に疑問の声も上がっています。
イスラエル軍のアラビア語専門の報道官は4日、SNS上で、ガザ地区南部・ハンユニスの一部地域など20地区の住民に対し、避難するよう勧告しました。
「住民の安全を守るため」としたうえで、地図には南や西へ移動するよう指示しています。
ガザ地区南部では、2日から地上作戦が始まっていて、民間人への被害拡大の恐れが高まっています。
ただ、4日から、ガザ地区全域で、再び通話・通信ができない状況になっていて、国連職員などからは、SNSを通じた勧告の手法に対し疑問の声が上がっています。
また、ガザ地区北部では、引き続きイスラエル軍の空爆が続いていて、地元メディアは、国連が運営する学校などが4日、攻撃を受け、少なくとも50人が死亡したと伝えました。
ガザ地区での死亡者数は、これまでに1万5899人に上っています。
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