画面の中央、1匹のネコが何かに気がつき、住宅の敷地内に入っていく。
するとその直後、茂った木の間から何かが飛び出し、一目散に逃走していった。
カメラマン:
「あれ!なんですか!ネコがなんか追いかけてます!トカゲ!トカゲ!トカゲです!」
これは27日、香川県の小豆島町でFNNのカメラマンが撮影した、オオトカゲ発見の映像。
捕獲までの一部始終を捉えていた。
カメラマン:
つかまえましょうか!
追いかけるカメラマンに、逃げるトカゲ。すると、逃げ疲れたのか、トカゲはヨタヨタし始める。そこで、地元の人などが、4人がかりでトカゲを追い詰め、園芸用のネットをかぶせた。
ネットの中で、ペロペロと下を出すトカゲ。
観念したかと思われた次の瞬間、ネットの隙間から逃げ出しました。
香川県の小豆島町では、今月23日と26日、冬眠がトカゲを目撃し、警察に連絡。しかしトカゲは側溝の中に逃げ込むなどして、捕獲には至っていなかった。
そして27日午後、FNNの取材班が目撃現場を取材中、ネコに追われ、住宅の敷地内から飛び出してきたトカゲを発見。地元の人と協力し、捕獲したのだ。
地元の人:
「捕まって良かった。捕まえられて良かったです」
捕獲された大型のトカゲは、大きさなどから、これまで目撃されてきたトカゲと同じ個体で、東南アジアに生息する「ミズオオトカゲ」か「クロホソオオトカゲ」とみられている。
警察によると、島には生息していないトカゲということで、なぜ島にいたのかなど、詳しい経緯を調べている。
FNNプライムオンライン
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