【和やか】愛子さま“プロポーズ”再現リクエストに陛下“苦笑い”

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天皇皇后両陛下と愛子さまは30日夜、天皇皇后両陛下の即位5年と結婚30年を記念した特別展の会場を訪問されました。愛子さまが陛下にプロポーズの言葉を「再現」するようお願いした場面もあったといいます。

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30日午後8時半ごろ、天皇皇后両陛下と愛子さまは東京・日本橋のデパートを訪問し、陛下の即位5年と両陛下の結婚30年を記念した“特別展”を鑑賞されました。

ご一家が熱心にご覧になったのは、ロールスロイスの黒いオープンカーです。1993年の両陛下の結婚パレードで使われたもので、このときパレードの沿道には約19万人が集まりました。

このオープンカーを見て、陛下は「懐かしい」と語られました。皇后さまは、会場で流されていた当時の映像も見て「ちょっと恥ずかしい」と笑顔を見せられました。

特別展では、天皇ご一家のゆかりの品、約100点が写真とともに展示されています。陛下愛用のカメラや愛子さまが幼い頃に着袴の儀で着用した童形服など、約70点が初公開です。

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婚約内定会見の際に皇后さまが着られていたドレスの展示もされています。このときの会見では“陛下の熱心なプロポーズ”があったことが明かされました。

婚約内定会見(1993年1月)
「『雅子さんのことは、僕が一生全力でお守りしますから』というふうに話しかけてくださいました」』

愛子さまは、陛下にプロポーズの言葉を「再現」するようリクエストされたといいます。陛下は“苦笑い”されていて、ご一家は和やかなご様子だったということです。

2019年10月、即位の儀式(即位礼正殿の儀)で陛下は「黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)」と呼ばれる天皇の装束を着用されました。特別展ではこの「黄櫨染御袍」や、皇后さまが即位礼正殿の儀で着用された「十二単」などが展示されています。陛下は愛子さまに、装束について丁寧に教えられていました。

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皇后さまが小学2年生のときに書いた作文も初めて公開されました。タイトルは「雪がっせん」。友達と一緒に、男の子に縦50センチの雪の玉を投げて、当てたといいます。

作文の一部
「ほっ田くんに あてたのでほっ田くんは びちょぬれになってしまいました」

ご一家は、作文を読み上げて笑ったり、両手で50センチの玉を表現したりして、楽しまれていたといます。鑑賞後、皇后さまは「もう30年もたったのね」「あっという間でした」 と述べられたということです。
(2023年5月31日放送「news every.」より)

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