20日午後に開かれた臨時国会の開会式で、前代未聞の展開。
天皇陛下も困惑される、まさかのひと幕があった。
額賀福志郎新衆院議長「おのおの最善を尽くして、その任務を遂行し、国民の信託に応えようとするものであります」
体調不良を理由に辞任した細田博之前衆院議長に代わり、新たに議長に就任した額賀福志郎衆院議長。
天皇陛下が見守る中、式辞を読み上げるが、本来であれば式辞の文書を持って演壇から退出するはずが、なぜか、天皇陛下のもとへ向かい、自分が読み上げた式辞を手渡したのだ。
2023年1月に行われた国会開会式と比べても、細田前衆院議長は式辞を読み終えたあと、演壇からそのまま退出している一方で、額賀議長は天皇陛下のほうへと歩みを進めている。
額賀氏が近寄ってくると、天皇陛下も横にいた側近のほうを確認。
そしてもう一度、側近のほうを確認し、文書を受け取られた天皇陛下。
笑顔で額賀衆院議長が去っていく様子を見守られた。
一連の額賀衆院議長の段取りミスについて、フジテレビ・高田圭太政治部デスクは、「今回の額賀議長の行動は、わたしも長年国会を取材していますけど、本当に前代未聞の行動。ただそれを見守られている天皇陛下の笑顔というのも非常に印象的でした」と話した。
また、閉会後、額賀衆院議長は...。
額賀福志郎新衆院議長「若干ミスがありましたけど、わたしが初めて経験し、緊張した結果であり、今後、議事進行とかしっかり対応することができるように努力していきたい」
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