函館市の海岸に漂着した大量のイワシの回収作業が12月9日朝から始まりました。
12月7日から魚に埋め尽くされた函館市の海岸。
数千トンとみられるイワシとサバが堆積し、腐敗が進んでいる事から、函館市は9日午前9時から道や地元漁業者と共に約100人態勢で手作業による回収を始めました。
現場には函館市の大泉潤市長も視察に訪れました。
「とにかくすぐに着手しなければいけない。それで作業にかかっている。今はそれだけです。おとといより少ない感じがする。波の影響なのか」(大泉潤 函館市長)
回収された魚はごみ運搬車で処理場に運ばれ焼却処分されます。
作業は10日も行い、週明けには重機による作業なども検討しています。
市によりますと魚の量があまりにも多すぎて、全てを回収できる見通しは立っていないということです。