クリスマスを前に山梨県北杜市の農家では、小型のクリスマスツリー「クリスマス絵梨花」の出荷が最盛期を迎えています。
「クリスマス絵梨花」は、南アフリカ原産のツツジの仲間「スズランエリカ」をもとに山梨県が開発した小型の鉢植えのツリーで、枝先に咲く白く可憐なスズランに似た花が、モミの木に積もったふわふわの雪のように見えることから、クリスマスの飾り付けや贈り物として人気を集めています。
16日は朝早くから、園芸農家の男性が仕上げの剪定(せんてい)作業を行い、地元のJAの職員が規格に合っていることを確認して認証し、出荷する作業が行われました。
今年は異例の暑さと乾燥が影響して花の生育が遅れ、例年より1週間から10日ほど出荷が遅くなりましたが、クリスマスの時期に間に合ったと関係者もほっとしています。
「クリスマス絵梨花」の今年の出荷数は全体で1500鉢ほどで、山梨県内の直売所や京阪神の市場を通して販売されるということです。
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